6月初旬、長距離の燃費の向上を求め、スプロケットを交換することにした。
また、それと同時にチェーンの交換もすることにした。
ハブダンパーとベアリングも一緒に交換しようと思ったが、ベアリングプーラどころかベアリングとハブダンパーを注文し忘れたために断念。
※締め付けトルクを忘れたので適当に書いてますが、後程SMを見ながら修正します。ご了承ください。
RK BL530X-XW
XAM C6204-18T
ISA Y-3
ドライブスプロケット 17T → 18T
ドリブンスプロケット 38T → 37T
以上のロング化を行うことにした。
ISAのスプロケを選んだのはかっこよかったから。
XAMのスプロケはWebikeで安売りしてたから…w
先に失敗したと思う点を挙げるとすると、ドライブスプロケを外す前にチェーンをカットしてしまうと、ドライブスプロケの締り具合によっては1速に入れてもクランクが回ってしまい、スピンナを利用しても外れないこと。
結局インパクトを使った。
手順。
とりあえずこの辺の邪魔になりそうなスプロケカバーとシフトリンクを外す。
具体的には画面真ん中のスプロケカバーのヘックスねじと、その間にあるナットで挟まれたようなところのねじをはずす。
OVERのバックステップなので、純正はどうだったか覚えてない。
5UXのスプロケカバーを流用しているので、5EAのものとはちょっと違い、インナーのアルミカバーも外す。
お隣のプッシュレバーコンプもスプロケカバーに取り付けられているので外す。
クラッチのプッシュロッドコンプについてる白い点々はブリーザーホースが無いことによってガソリンがあふれてくることによるもの。
週末にブリーザーを取り付ける予定。
外すと見えてくるドライブスプロケと汚れまくったプッシュロッドとシフトシャフト?
まぁこの辺は適当に拭いてきれいにする。
じゃあ次はチェーンのリンクピンをぶち抜きます。
使うのはDIDのかし丸君500系のセット。
面倒なのでモンキー2本で回して…何時間かかるんじゃー!全然抜けんわい!
頭にきたのでサンダーで頭を飛ばし、再びかし丸君で締めていくと、今度はあっさり抜ける。
チェーンが抜けたらこんな感じ。
36mmのでかいナットを外す前に、まわり止めの金具を開く。
マイナスドライバーを立っている金具とナットの間に入れて、外側に向かって力をかける。
そしてある程度開いてきたらプライヤーの頭かなんかで押しつけて平らにする。
平らにしたら36mmのソケットでゴー!ってあれ?1速に入れてもクランクが回ってしまう…?
ということで、10分くらいクランクが回ったりなんなりしながら格闘してなんとかはずした。
次やるならチェーンを切る前にリアブレーキを紐でしばりつけながらインパクトで一気に外してしまいたい。
XAMのスプロケを付けて回り止めを挟み、ナットを65Nmくらいで締める。
回り止めの金具の角度が悪いとフィットしないので、本締め前に角度を確かめ、ダメなら少し緩めて角度を変える…という面倒な作業を繰り返すことに。
できたら回り止めを起こす。
めんどいからプライアーで挟みあげた。
次にドリブンスプロケの交換だけど、リアシャフト回りを抜くところを撮り忘れてしまった。
なぜかというと、スピンナハンドルでもハブナットが外れなかったのでインパクトを買いに行ったら次の日になってしまい、モチベーションが下がってしまったから。
手順として
1、左右のチェーンテンショナーを緩める。
2、インパクトで32mmのハブナットを外す。
3、ハブナットを外した側のシャフトの頭に布をあて、ハンマーでたたきこんでシャフトを車体右側に押し出す。
4、右側からシャフトを引っこ抜く
5、本当はだめだけど、ブレーキキャリパーを外さないで角度だけでタイヤを後ろに引き抜く。
次はハブダンパーの交換をしたいところだけど、無いのでスプロケを外す。
6個のナットを外す順番は☆を一筆書きするように対角に緩めていく。順番は146253など。
新しいスプロケを取り付ける時も同じ順序で締め上げていく。
ポイントは手回しして回らなくなるところまで各ナットをしめ、そのあとトルクレンチで対角に締めていくこと。
60Nmで締めるが、サービスマニュアルにはネジロック塗布と書いてあるので、ネジロックを塗布したほうがいい
逆の手順で組み、ハブナットを締めこむ前にチェーンを通し、かし丸君でかしめる。
かしめ方はかし丸君の説明書にあるとおり。
感覚がよくわからなければ、多少締めたらかし丸君を緩めて面を見るこのと繰り返しで対処。
チェーンが輪になったら、今度はチェーンテンショナーでチェーンの一番たわむところの振れ幅が2~3cmになるように調整する。
できたらハブナットを130Nmで締めて終了。
最後にシフトロッドとスプロケカバー、プッシュロッドコンプを組み付けて終了。
プッシュロッドコンプくみ上げの時は少しずつまんべんなく締めていかないと傾いて大変なことになるので注意。
できたら最初からついている見栄えの悪いルブをある程度ふき取るといい。
今回の廃品。
本当ならタイヤ交換も同時にしてしまおうと思ってたのに、工具類も揃ってないしパーツも買ってないしでYSP帯広さんにその辺は依頼することにした。
タイヤ持込み、それ以外は全部発注してもらってベアリングとシール類前後交換、ハブダンパー交換をした。
パーツと工賃込で37000円。パーツ代がそのうち23000円くらいだった。
ベアリング高い…。
走行距離:33880km