前回の記事で「OVERのエアクリカバーを付けていると高回転域で失速する」ということを書いた。
YSPの経験によると「気流の乱れがあるのかも…」と、ある程度目星がつき、純正のエアクリカバーに戻したところで症状が解消された。
というわけで、前回とかぶりもあるけど次のステップ。
100psの国内仕様の時に着いているエアクリカバー(4KG-14412-01)で本当にいいのか。
ネットの記事で「海外版は肉厚が薄い」と書かれているものを実は見つけていた。
さっそくyamaha-motor.euにてパーツの検索。
国内の00モデルは海外だと02からになるという話を以前どこかで聞いていたので、一応00モデルのパーツを確認。
「4KG-14412-01」という型番を確認したところで02モデルを見てみると「5EA-14412-01」となっている。
もしかしたらこれじゃないかも知れない…と思いつつも5EA-14412-01が今回のターゲット。
YSPに問い合わせたところ、取り寄せができるということであった。
さっそく発注すると、2日で到着。1544円。
表面は別に変わらない感じがするかもしれないけど、5EAのやつはちょっと取り入れ口が広い。
具体的にどのくらい違うのかというと、こんな感じ。
筒状になっているところの肉厚が薄く、具体的に言うと外径は変わらずに内径が広げてある状態。
これだけ違う。
一先ず高回転域での失速は無くなったものの、本格的にテストしたわけではないので、どのくらい違うのかはまた別の機会に。
ネット記事の中で「パイプの長さが空気抵抗に」といって短くカットしているものがあったんだけど、別に流量は変わらないと思ったのでカットはしない。
YSP帯広で言われたこともあるし。
■パーツメモ4KG-14412-00
→98モデルのエアクリカバー
4KG-14412-01
→00モデルからの国内向けエアクリカバー
5EA-14412-01
→02モデルからの海外向けエアクリカバー(フルパワー)
気分的にはパッキン(3LD-14462-00)も一緒に頼んだ方がいいかも。