行こうと思ったんだけど、先にネタバラシすると幌鹿峠が土砂崩れかなんかで通行止めになっていて、然別湖で引き返すことに。
気温は12度、「サーモの具合を確かめるためには寒い日に走らねば」。
そういいながら昼過ぎにノソノソと出発。
カメラを持ったもののバッテリーが無い。全部スマホで撮影するしかない。
木野市街へ抜け、然別を目指す。
然別への道中は大体どこで写真を撮りたいかがわかっていることもあり、ふらふらせずに目的地へ。
途中大阪ナンバーのエボ7がいたのでついていこうと思ったのに、突如スピードを上げて走り去ってしまった。
北海道安全運転でお願いしますね。
士幌のあたりで休憩。
油温はまぁ…うーん…マシなのかなぁ…?程度な気がする。
この辺で寒さに限界を感じて、禁断の雨合羽を着用する。
どう見ても道外ライダーです。本当にありがとうございました。
然別湖へ向かう途中、一台だけバイクとすれ違った。
まさかこの先に行き止まりがあるだなんてね。この時は思いもしなかったですけども。
寒色っていうか本当に寒い。冬。
タイヤも食いつかなくてコーナーも滑ってる感触を味わいながらゆっくり曲がる。
人の気配もまったく感じられず、廃村へ向かう時のような気持ちだった。
そうこうしているうちに湖に到着。
先日の台風でいろんなところが壊れており、湖に下りる階段も同様に修復中だった。
ボートもすべて上げられ、人も後から来た1組しか来なかった。
これは営業もできないよなーという感想。
右下に写っている岩で囲われた部分は温泉なのかな?そうなら入りたい。
最初に書いたとおり、ここから先の然別湖を周遊しながら糠平に抜ける酷い道路、幌鹿峠は通行止め。
おそらく湖岸の道路が崩れて無くなっているのだろう。
この寒い中、糠平まで走らなくて済んでよかったと言うか、今年も幌鹿峠を通ってみたかったというか、なんというか気分で来た道を引き返す。
バイクの影も伸び、色素が薄い世界は、「もう今年はバイクに乗るなよ」と言っているようで、俺はというと、「はいわかりました」と即答するのであった。
走行距離は多分130キロくらい。